ご挨拶
暑いですね。umentuです。カフェバーに行ってエスプレッソトニックを飲まずにはいられませんわ、本当に。
さて、タイトルの件
どぎついタイトルで煽るスタイルです。読んでもらえなきゃ寒いだけなんですけどね。ここしばらくは大体時給3000円以上の案件しか対応していなかったのですが、単発で数件、ちょっと安めの案件を受注したところ、ひどい目にあった、というお話です。ケースごとにお話します。以前書いたひどい案件も一応ここでご紹介しておきますね。
Case0. 詐欺案件
Case1. 値切られて文句を言われ挙句の果てに作業途中でキャンセル
ロリポップからXServerに移行したい、という直接依頼がきました(まぁこの時点でサーバー費用を安く見積もっている点で危ない案件ではあったのですが……)。WordPressを2つ移行したい、とのことでした。基本的に1WordPress5,000円を頂戴しているため1万円で見積もりを出したところ、1時間ほど立ってメッセージが来ました。要約すると
クライアント「高い。5000円にしろ。」
と。いや無理、といったところ
クライアント「他の人は前に5000円でやってくれた。だからお前もやれ。」
と。じゃあその人にやってもらえばいいじゃないかというと
クライアント「連絡つかない。じゃあ仕方がないから6000円出すからやってくれ。」
と。この間にもいくつかメッセージのやり取りはあったのですが、もう面倒くさくなったのとその日別に他にやることがなかったため、引き受けることにしました。
ロリポップとXServerの情報をもらい、作業開始。ロリポップからWordPressのファイルをダウンロードし、DBからデータをダンプしてさてXServerに移そうと思ったそのとき!(ちなみにメッセージのやり取りから30分程しか立っていません。)
クライアント「やっぱやめるわ。なんかXServer、SEO的な評判悪いって聞いて。だからキャンセルで。」
はぁあああああ!?もう作業してますけど!てかSEO的な評判悪いってどこからの情報?サーバーの速度的なところでいったらロリポップと大差ないと思うけど? と思いつつ、「すでに作業中のため、費用はいただきます」と伝えると連絡がつかなくなりました。
この件はLancersで起こったことでした。Lancersは案件のキャンセルも評価の対象になるため、キャンセルにしたり案件を放置することは自分の評価を下げることにつながるのです。運営に言えばこちらに非がなくできるのでしょうか。できないとおかしいわけですが。とにかく、こんなクライアントに出会いました。
何度サーバーのデータを消してやろうと思ったことか。まぁ消すとこちらが警察のお世話になることになってしまうのでやらないんですけどね。
Case2. Python案件だからといって引き受けてはならない
こちらは能動的に引き受けた案件でした。というのもPythonのコードの改修ということで、ちょっと楽しみだったのです。案件の紹介文には
クライアント「当方はプログラミングには疎く、どのように修正していいかわかりかねますが、ぜひPythonができる方よろしくお願い申し上げます。」
というような文面が書かれていました。正直なところ少し安い金額でしたが、PythonであることとPython案件が増えることを願っているため、引き受けることにしました。始めのうちはメッセージのやり取りも円滑で、また丁寧な言葉の対応だったため安心してやり取りしていました。そしてコードをもらい作業を行いました。
コードはFlaskというPythonのフレームワークで書かれているのですが、まぁひどいコードでした。まるで初級PHPerが書いたのか、と思うくらいに自由奔放なコードで、どこから修正して良いものか悩みました。というか、直すというよりも一から作り直しレベルです。というわけでメッセージで率直に
umentu「これ、この部分を修正というよりも一から作り直したほうが良いので別途見積もりするからやらせてもらえませんか?」
と伝えました。すると、クライアントはモンスターと化しました。
クライアント「ええ、知っていましたとも。他の方にも言われましたから。でも引き受けたのですからこの金額でお願いしますね^^」
はぁ?プログラミング疎いからどう修正していいかわからないっていってたじゃねーか、と。怒りを押さえつつ
umentu「いや、それならわかりますよね。この予算では無理だと。再見積もりさせてもらえないならキャンセルでお願いします。」
と伝えました。すると
クライアント「逃げるんですか?あなたは雑誌などに執筆をされているようですね。前の会社やその前の会社もこちらでは把握しています。そちらに連絡しますよ?てか、フリーで働けなくなりますよ?」
……これ、どう考えても脅迫罪適用できますよね。警察に相談にいくことも検討していますが、こちらとしてはとにかく無理ということを伝えて連絡を断ち切りました。何度かメッセージが届きましたが、諦めたのか来なくなりました。
値段を安く見積もるクライアントとは縁を切ること
相場より値段を安く見積もるクライアントとは、もう一切かかわらないことにしました。自分の単価を上げたい、ということよりもいままでも今回紹介したようなクライアントに出会うことが多かったからです。リスクヘッジする意味で、如何にその日の手が空いていようとも、如何にPythonなどの魅力的な案件であろうとも、です。自分のためにならないのです。時間も無駄にします。そういったクライアントはいずれ淘汰されるでしょう、きっと。
逆に、最近フリーランスに逃げられた、という案件もよく目にします。フリーランスの方も無理なら無理と伝えてキャンセルするように努めてください。フリーランスの立ち位置も悪くなりますから。