歳をとると待つことに耐えられなくなる?

歳をとると待つことに耐えられなくなる?

待つこと

小さい頃って、長い時間待ったり移動したりっていうことを我慢するのって辛くありませんでしたか?自分自身の小さい頃ってあまり覚えていないのですが、おそらく耐えられなかったほうだと思いますし、今新幹線の移動などをしていても、「まーだー?」という小さい子の声をよく耳にします。

しかし、ある程度歳を取ると、我慢するようになりますよね?我慢するというよりかは、慣れるという感じでしょうか?待つ間の時間にやることをある程度考えられるようになったり、そもそも待つ事自体に苦痛を感じなくなったり、もしかしたら人によってはやることが多くて空き時間という感覚すらなくなっているかもしれません。今となっては、スマホがあるので、小学生でも待ち時間を有効?に活用していますね。

もちろん、何か急いでいる用事などがあれば、誰しも待つことに苦痛を感じるのは当然です。「出社時/通学時に電車が遅れて遅刻しそう」「次の予定があるのに、待ち合わせの相手が遅れている」「トイレが空かない(地獄)」など、そういった場合は仕方がありません。ですが……

最近、お年寄りのクレームがよく聞こえてきた

最近、カフェや喫茶店、ファミレスに行って仕事をしていると、まわりに座っているお年寄りが、「注文したんですけどまだでしょうか?」という声(口調や言葉のチョイスは人それぞれです……)を、たまたまかもしれませんがよく耳にしました。もちろん本当に遅い場合もあったかもしれませんが、大抵は注文してから5分と経たないうちに、という印象でした。また、偶然かもしれませんが、クレームを入れていたのは、すべて一人で来ているお年寄りでした。

 

ちょっと考察

先に言っておきますが、私としては「老害だから」といったネットでまかり通っている風潮で結論づけたくないのです。「老害だから」で結論づけてしまうと、脳内停止している某掲示板の一部の人たちと同じになってしまうからです。

統計学的に言えば、母数は本当に小さいので、たまたまということもありえます。が、私自身がそれだとどうも納得が行かないので、もう少し考えてみます。

「歳をとると、1日単位や1年単位が短く感じられるようになる」ということをよく耳にします。実際に私自身もそのように感じます。諸説あるようですが、「 1年/年齢 というような分数で1年を感じるようになるから」という考え方が一般的なようです。そうすると、歳を取るにつれて待つことが苦痛にならなくなりそうなものです。ですが、今回たまたまでも耳にしたのがお年寄りでした。そうすると、「年単位では短く感じられるけれども、待つことには苦痛を感じやすくなる」ということになりそうです。

「待つことには苦痛を感じやすくなる」のはどうしてでしょうか。考えてみるとスマホなどの時間を潰すことになれている若い人たちよりは、お年寄りの方が手持ち無沙汰感を抱いてしまうことが多いのではないでしょうか。そうするとお年寄りは、「手持ち無沙汰を感じやすい」ということになります。

つまり、「お年寄りは手持ち無沙汰感を感じやすく、そのために待つことに苦痛を感じやすくなり、その結果クレームを入れやすくなる」という、ワタシ的結論が完成しました。

なにがいいたかったかというと

今回言いたかったのは、別にお年寄りがクレームを入れたことに関してどうこういいたかったのではないのです。前節の冒頭でもお話した、「思考停止」に陥ってしまうことを以下に防ぐかというときに、簡単なことでもきちんと考察してみるといい、ということをいいたかったのです。Twitterでも某chでもよく目にします。自分が思考停止に陥っていないか、少し客観的に見てみる機会を持ってみるのも良いものかと、自分への戒めです。

 

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